怖くはない!抗がん剤治療

hoken5

2013年末に乳がん(ステージ2b)の宣告を受け、術前抗がん剤治療(5ヶ月間)、手術、放射線治療を経て現在はホルモン治療のフルコースを経験しました。

各治療はそれぞれ難しい点がありますが、今回は抗がん剤治療についてお話させて頂きたいと思います。

抗がん剤治療というと、辛くてきついというイメージを持たれる方がほとんどだと思いますが、実際楽ではなかったです(苦笑)。

ですが、きちんと治療方針(どうしてこの抗がん剤を使用するのか・エビデンス等の統計)や治療薬の特徴・副作用を事前に調べて正しい知識を身に付けておくと、本人や周りの負担はかなり軽減されます。

私の場合、治療前の不安としては

  • 脱毛(女性の場合これは気になりますよね)
  • 吐き気
  • 爪の変色・ひび割れ

が主でした。

インターネット上での乳がん患者さんの経験談や病院の手引書などで対処法を学んだのが、後にパニックにもならず冷静に応対でき役に立ったと思います。

自身の経験では、AC療法(アドリアマイシン・シクロフォスファミド)とタモキシフェンの2段階の治療でしたが、全薬剤とも副作用として脱毛が強く出るものだったので、子供達(当時高2、中3、小1)に状況を説明して、治療開始2~3週間後に主人と子供達と共に断髪式をして家族として闘病することを誓い合いました。

子供達も男の子だったので一緒にバリカンで坊主にし合って”ハゲ”ましてくれました(笑)。

時間に余裕があれば、抗がん剤治療が始まる前にカツラや帽子を購入することをお勧めします。

特に冬の場合は髪の毛がないと体温がどんどん放出されてかなり寒いです。

また、カツラを被る機会がそれまでなかったので、色々な長さやスタイルを試して2~3種類選んでオシャレを楽しみました。

吐き気は3段階の吐き気止めの薬を処方して頂き、薬を飲むタイミングや量をメモにしてすぐ参照できるようにしました。

お医者様も仰っていましたが、吐き気が始まってから抑えようとするよりも、吐き気が起こらないように抑えることが大切だと痛感しました。

あと、余談ですが吐き気どめは一般的に便秘を引き起こすので普段から便秘気味の方は便秘薬を併用することを強くお勧めします。

私は抗がん剤の苦しみよりも便秘の苦しみの方が酷いくらいでしたので。

あと、とにかく吐き気が辛いときは寝ることが大切です。

何とか家族の世話をする間は起きていましたが、皆学校や会社に行っている間は、帰って来る時間を計算して、辛いときは寝て辛さを感じないのが一番でした。

大概の強い吐き気止めは眠気を誘発するようになっているはずです。

爪の変色・ひび割れは色々な方法がありますが、女性の場合はマニキュアを塗ってひび割れを防止したり、患者さんによっては冷却療法(氷水に指を浸す)を試しておられる方もいましたが、抗がん剤治療は一回が長時間かかるので(抗がん剤によって差はありますが、自身の場合は3~4時間でした)ずっと氷水に浸かるのは断念しました。

上記で触れましたが、抗がん剤治療は各回が治療前の血液検査を含め長時間になることが多々あるので、通院治療される場合は時間つぶしに雑誌やタブレットを持参して行くと良いと思います。

編み物など趣味に没頭したり、また友達に同伴してもらっておしゃべりするのも気分転換になっていいと思います。

宣告を受けた後は、ショックになる暇もなく治療前の検査や準備で忙しく悲しむ暇もありませんでしたが、その方が良かったと思います。

一番大切なことは、がん闘病は一人ではないということです。家族持ちの方は家族も一緒に闘う訳ですし、独身の方もお友達や周りに闘病された経験を持つ方を見つけて一緒に思いを共有することが辛さを軽減する強さになると思います。

また、自身や家族の方がストレスを感じているようでしたら、患者または家族のサポートグループやインターネットサイトを検索するのもいいと思います。

あとは笑うこと。

笑う門には福来たるではないですが、笑うことが免疫力に向上にも繋がるとの報告書も多々あります。

同じ経験をするなら、辛いばかりではなく、折角の寄り道人生を少しでも楽しむこともいいのではないでしょうか。

がんになって(今は寛解していますが)辛いことばかりでもなく、色々な発見や学びもありましたし、周りの方々との繋がりを強く感じる良い機会になりました。

宣告を受けられて抗がん剤治療前に不安に思われることもあると思いますが、気が付くと乗り越えられていますように心から願い応援させて頂きたいと思います。

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